最近、車の燃費が悪くなってきた・・・何が原因?燃費を良くするにはどうしたら良い?
車を毎日のように使う方にとって、燃費の良し悪しはとても重要ですよね。車を買う時も、燃費の良さに重点を置いて選んだという方も少なくないと思います。
燃費が落ちる原因
運転をされる方ならご存じの通り、燃費とは燃料1リットルあたりの走行距離を表します。燃費は車種による性能の他、使用条件などによっても変わってきます。財団法人省エネルギーセンターの調査によると、冷え込む冬場は燃費が悪くなる傾向があるそうです。特に北海道や東北などの寒冷地では、夏場に比べ最大30%ほど燃費が落ちると言われています。
そのほか、車の不調によっても燃費が落ちることがわかっています。アクセルから足を離した時、マフラーから”パン”という音がするようでしたら、燃料の供給を制御しているセンサーに不調があり、未燃焼ガスが発生している疑いがあります。運転性能が落ちるだけでなく、環境にも悪影響を及ぼしてしまいます。
また燃費が落ちる車のトラブルの原因の中で、最も多いのはエンジンの不調です。特に走行によって生じるカーボンの蓄積は、加速力を損ない燃費の悪化に大きな影響を及ぼします。カーボンは走行すればするほど蓄積するものであり、またオイル交換など通常のメンテナンスでは取り除くことができません。長く乗った車はこのカーボン汚れの蓄積により燃費が悪化している場合が非常に多いです。
エンジン内部のクリーニングの重要性
エンジン内部のカーボン汚れをそのままに車に乗り続けると、エンジンが不完全燃焼を起こし、アクセルを踏んでも加速しにくくなります。そのためドライバーは必要な速度を出すために、アクセルを深く踏み込む必要があります。その結果、大量の燃料が必要となり、ますますカーボンが蓄積していくという悪循環に陥ってしまいます。この悪循環から抜け出すために、定期的なエンジン内部のクリーニングが必要なのです。
エンジン内部のクリーニングを含む車検もある
エンジン内部のクリーニングには専用の機械が必要となります。そのため希望する場合は、対応している整備会社などへクリーニングを依頼することとなります。どこの整備会社でも行えるというわけではないので、注意しましょう。
エンジン内部のクリーニングは、エンジンの不調を感じた時に行うのみではありません。車検のメニューにエンジン内部のクリーニングが含まれている「環境車検」というものがあり、注目を集めています。2年に1度必ず行う車検時にエンジン内部のクリーニングをあわせて行うことにより、車が手元を離れる機会を減らすことができます。通勤や仕事で車を使う方など、生活に車が欠かせないという方に人気があります。環境車検は、横浜にあるこちらのお店で行うことができますよ。
エンジン内部のクリーニングを行うと、燃費が良くなるだけでなく、空気中に排出される不純物も減らすことができます。車に乗る人にも環境にも優しいものなので、近いうちに車検を受ける方はぜひ検討してみてくださいね。